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仕事と趣味…どうしたら両立させられる?

あなたは趣味をもっていますか?
帰宅したら、ビールを見ながらテレビを見て、あとはシャワーを浴びて寝るだけ……そんな、ちょっと寂しい生活をしていませんか。
趣味は、あなたの生活をいきいきとさせてくれるものです。
なにげなく過ごしているようでも、あなたは毎日様々なストレスにさらされているはずです。ストレスは心と体に影響を与えています。
そんなあなたをリフレッシュさせてくれるのが、趣味なのです。

仕事が趣味のあなたへ」という記事にも書きましたが、ときどき、仕事が趣味という人がいますよね。本人がそれでハッピーならそれでもいいと思うかもしれませんが、はたで見ていると、息がつまってしまいそうです。
休みも私生活もすべてを仕事に捧げてきた仕事一筋の人が定年を迎えて、残りの人生をどう過ごせばよいのかわからなくなる、といった話はよく耳にします。
趣味を毎日楽しんでいるような人は、おそらくそんなことにはならないでしょう。
もちろん、よほど恵まれた環境にあるのでないかぎり、仕事は、生活のために欠かせないものです。
でも、仕事のせいで趣味ができなくなったら、やはり仕事にも力が入らなくなってしまうのではないでしょうか。

毎日忙しくて趣味を楽しむ余裕も時間もないよ、という人もたくさんいることと思います。そんな方のために、この記事では、趣味をもち、それを仕事と両立させるコツをご紹介します。

仕事と趣味を両立させるメリットって?

趣味を仕事と同じように大事にしている人には人間的な魅力があります。
中には、ちょっと仕事ぶりからは想像できないような意外な趣味を持っている人もいます。そんな人に出会うと、人間としての深味を感じたり、人間というものの面白さに思いをはせることもあるでしょう。
仕事で何かアイディアを出さなければならない!というときにも、趣味の知識がふと活かされることもあります。

趣味でなごんだり、癒やされたり、リフレッシュすることは、きっと仕事に良い影響を与えます。趣味を楽しむために仕事をがんばろうという気にもなります。
このように、仕事と趣味を両立させることには多くのメリットがあるのです。

仕事と趣味を両立させる方法

では、仕事と趣味をきちんと両立させるにはどうすればよいのでしょう。
まず、仕事は仕事、趣味は趣味というケジメをきちんとつけましょう。
仕事中に趣味のことを考えてしまっていたり、逆に、趣味のことをしているときに仕事の心配ごとが気になってしまっていたりしませんか?
仕事中は仕事を第一に考えて取り組む。趣味の時間を過ごすときには、仕事のことはいったん忘れる。
ポイントは気持ちをオンにしたり、オフにしたりすることができるかどうかです。
気持ちを切り替えずにダラダラしてしまうのが一番よくありません。切り替えのスイッチを自分の中にもって、趣味モードから仕事モードに切り替えることが大事です。たとえば、料理が趣味の人なら、家に帰ってエプロンをしたらもう仕事のことは絶対に考えないなど、そんな儀式を切り替えスイッチにしてみてはいかがでしょうか。
それができれば生活にメリハリがつき、大げさにいえば人生にもメリハリが生まれます。

ときには、どうしても仕事が忙しくて趣味に時間を割くことができないこともあるかもしれません。
仕事でへとへとに疲れて、趣味に向かう気力もないようなこともありますよね。
別に趣味のために生きているわけではなくても、仕事だけで毎日が過ぎてしまうのは生き甲斐がないようで、少し寂しい感じもします。
仕事を頑張っている人にこそ、趣味があるなら、諦めないで続けてほしいと思います。
そんなときは、できるかぎり仕事の効率を上げて、趣味の時間をなんとか確保するよう考えてみてはどうでしょうか。
仕事から帰ってからだとへとへとになってしまって趣味どころではないのなら、たとえば仕事に行く前の朝の時間はどうですか? 心も体もスッキリしているので、じっくりと趣味を味わえるかもしれません。
スターバックスのCEOケビン・ジョンソンなども朝4:30に起きて趣味の時間にあてています。朝を自分の時間にするということはとても有効なことなのです。
そうしたことも、人生に意欲と張り合いを生むことにつながるはずです。

仕事を効率化して趣味の時間をつくる方法

では、趣味の時間を作るために、仕事を効率化するコツをおぼえましょう。
仕事の効率性を上げるのに大事なことは、まずスケジューリングをきちんと行うことです。
出社してから退社するまでの仕事の生産性をどうやったら上げることができるか、無駄な作業をしていないかを徹底的に考えれば、仕事を効率化できるでしょう。
どんな作業にどれくらいの時間がかかっているのか、自分の状況を把握しましょう。
自分だけで行っている作業、相手のある作業、それぞれその作業にかかる時間を記録しておきます。
この記録があれば、それぞれの作業にかかる時間が読めるようになります。
作業時間を記録するにはスマホのアプリなどがありますので、利用すると便利です。
次に、どんな時間割で、どんな手順で作業をこなせば効率がよいかを考えます。
後回ししても問題ない仕事は、思いきって翌日に回してしまってもいいでしょう。急ぎでもないのに何となく無理をして当日に終わらせようとすることで意味のない疲れのもとになっていることがあるかもしれません。それによって翌日の作業効率が下がってしまうかもしれません。
ムダな時間をなくしていけば、残業も減り、定時で帰れるようになるかもしれません。

まとめ

もしも、どうしても趣味の時間をとれないほど余裕のない生活をせざるを得ないとしたら……。
そのときは、いっそのこと転職を考えてもよいかもしれません。
仕事と趣味の両方があってこそという生活でなければ我慢ができない。それも立派な転職の動機だと思います。
いかがでしょうか。
仕事も趣味も両立できれば、きっと人間としての幅が広がっていきます。知識が増え、話が面白い人になることでしょう。そして、趣味はきわめるほで深みを増していきます。仲間も増えていくかもしれません。そこからまた話のネタや、別な趣味が増えていき、あなたの人生に必ずプラスになるはずです。
趣味に加えて、仕事も効率よくこなすことができれば、誰からも憧れられる人になるのは夢ではありません。
自分自身がなりたい自分に近づくためにも、ぜひ仕事と趣味を両立して、すばらしい人生を歩んでください。